Equipment 設備紹介

マシニングセンタとは、『中ぐり、フライス削り、穴あけ、ねじ立て、リーマ仕上げなど多種類の加工を連続で行えるNC工作機械』です。
当社では、５軸加工機も保有しており、傾斜面に対しても適切な角度で工具を当てることができ、アンダーカットも段取り替えなしで行え、複雑な製品でも、柔軟に加工することができます。
ジグボーラ（堅型マシニング）の保有で、さらに幅広い加工サイズへの対応も可能です。

【加工精度】
±0.005～±0.01 (加工機にもよる)
＊回転数　約20.000回転 （加工機にもよる）

研削盤とは、『高速に回転する砥石を用いて金属や他の素材の表面を削り、精密な加工を施す工作機械』です。
研削盤の精密加工は、製品の品質や性能に直接影響するため、金属加工において重要な役割を果たします。
当社では、プロフアイル研削加工機でワーク形状確認を行いながら、様々な成形研削加工が行える他、前加工から仕上げ加工、鏡面加工まで活用できる超精密成型平面研削盤も保有しています。
幅広いニーズにお応えできるよう、高性能の設備を保有し、日々実績も積み上げております。

【加工精度】
最大±0.001

ワイヤ放電加工機とは、『細いワイヤー状の電極を用いることで、糸ノコで金属を切断するように超硬合金を分断していく工作機械』です。
当社では、リニアモーター駆動の精密ワイヤ放電加工機を多数保有しており、高精度化や累積ピッチ誤差を究極まで抑え高精度加工を実現することができます。更なる加工技術を磨き、マジくメタルや上下異形状の加工など超精密放電加工（高精度加工）を実現し、様々な分野で有用な製作が可能となっております。

【加工精度】
±0.002(油加工機)、±0.003（水加工機）

精密高速マシニングセンタとは、『マシニングセンタの一種で、精密な形状加工及び形彫り放電加工で必要な電極を製作する工作機械』です。
当社では加工技術を応用し、超精密切削加工技術を駆使して、超硬材での高精度／高品質の切削加工を実現しております。
また、手仕上げでのミガキも、超精密切削加工で鏡面仕上げも可能です。

【加工精度】
±0.005 (それ以下の精度が可能なものもある)
＊マシニングセンター工程と加工方法は同じだが、対象となる製品の大きさが異なり、 高速(約40,000回転)、微細加工が可能。

形彫（かたぼり）放電加工機とは、『電極成形機で製作した専用電極を用いて、電極と材料を向かい合わせ状態で電極をワークに近づけて放電させ、電極が反転された3次元形状に形彫っていく工作機械』です。
精密機器、家電製品、輸送機部品など、日常生活の中でも使われている様々な製品を製造するために必要な金型を部品加工には欠かせない加工方法です。
ねじレス駆動、最新制御技術搭載の高性能機器など複数保有しており、ミクロン（μ）の超精密放電加工技術で、複雑で小さな形状の製作も可能となっております。

【加工精度】
±0.00２

品質管理部門で行う出荷前の検査だけでなく、製造部門でも、電子顕微鏡や測定機を活用し、寸法や外観検査を行っております。
そのため、各エリアには、用途に合わせた測定機を常備しております。
品質管理部門には、三次元座標測定機をはじめ、微細形状スキャンニングブローブ搭載の最新CNC画像測定機や、目視検査や顕微鏡検査で見落としがちな細かな違いを瞬時に可視化することができる、倍率×2,500のデジタルマイクロスコープも設置しております。
高精度の測定機は、どの工程でも用途に合わせて活用できるようにしておりお客様への安心につながる品質に取り組んでおります。

設計部門では、お客様から提供された仕様書、製品図面を基に入念に打合せを行いながら金型用の図面を作成、製造部門へ展開しお客様が求める品質の金型を製作します。
3D CADを使用して射出成形用金型、トランスファーモールドの金型設計を行います。

CAM部門では、CAMシステムを用いて設計データを基に工作機械での加工に必要なNCプログラムを作成しております。3軸加工はもちろんのこと、5軸加工に必要なプログラムの作成も可能となっております。

縦型・横型の射出成形機を１台ずつ、その他、トランスファーモールドプレス機とプレス機を保有しております。
お客様のご要望で出荷前に当社にて試作する事が可能です。
設計～製造～組立～試作まで一貫体制の対応が可能です。

下部の「保有設備一覧（PDF）」にて、ご確認ください。
新しい設備も積極的に導入し、お客様に満足いただける金型製品づくりに努めております。